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◇「店舗・事務所・寮」の敷金や礼金等、初期費用の勘定科目は??
敷金
敷金は、預け金のようなもであるため、費用とはならず、資産の勘定科目で会計処理をします。
例)
勘定科目は【敷金】資産の科目です。
礼金
(1)礼金の金額が20万円未満の場合
支払時に全額費用処理が出来ます。勘定科目は【地代家賃】で処理します。
(2)礼金の金額が20万円以上の場合
税務上の繰越資産となるようです。
勘定科目は【長期前払費用】などで会計処理をします。償却年数は5年です。
契約期間が5年未満の場合は、その契約期間に応じて償却していきます。
仲介手数料、その他諸費用
不動産会社に支払う仲介手数料は、そのまま【支払手数料】でOKですよね。
その他諸費用、鍵交換代やハウスクリーニング費用等は、【消耗品】や【雑費】で処理していきます。
保証会社へ支払う保証料
保証会社へ支払う保証ですが、こちらも礼金と同様に20万円未満であれば全額費用処理が出来るようです。
勘定科目は【支払手数料】、20万円以上では【長期前払費用】で5年もしくは、契約年数で償却していきます。
管理会社や大家さんに支払う保証料
管理会社や大家さんに支払う保証料は、【差入保証金】の資産の科目で処理をします。
基本的には、敷金と同様に解約すると返金されるものですので、費用にする事は出来ません。繰延資産でもないので、償却もなし。ですね
以上。
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